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2022/09/29

奥日光小田代ヶ原の今　2022/9/28

今回も日光自然博物館のスタッフ様の散策情報をもとにお伝えします。 奥日光も日に日に秋が深まってきたようです。 小田代ヶ原周辺は、草紅葉が色づき始めたようです。



赤、白、緑など色とりどりの植物が小田代原を彩っています。
あと数日経つと、さらに赤く色づいてきます。


ホザキシモツケは花の部分が茶色く変色。もう少しすると葉の部分が赤く色づき他の植物と相まって湿原がグラデーションに染まります。



数は少なくなったようですがアキアカネも見られたようです。
この時期になるとアキアカネは更に標高の高いところに移動するそうです。



こんなサンゴのようなキノコも見られたようです。
ムラサキホウキタケの仲間のようです。
似た種類のキノコの中には有毒なものもあるようなので決して触れたりしないよう注意してください。



ミズナラの葉が黄色く色づいています。
ミズナラはこの時期にたくさんのドングリを付けます。ドングリは熊の大好物で冬眠前のこの時期に木に登り栄養補給をするようです。
クマがドングリを食べた後には・・



クマが木に登った際に枝が折れ折れた枝が積み重なってクマダナができるそうです。
ミズナラを見つけた時には上の方を確認してみるとクマダナがあるかもしれませんね。

奥日光は草紅葉が見頃を迎えていますが、その他にも様々なところに目を向けるといろいろな発見があるかもしれませんね。